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第4版 レジオネラ症防止指針

発行

平成29年7月

判型

A4判

ページ数

161ページ

定価

2,640円(税込)

送料

270円

発行所

公益財団法人日本建築衛生管理教育センター

書籍申込書

概要

第3版発行から8年間、レジオネラ症をめぐる状況は、建築物の設備等の多様化や人工環境の拡大を背景に、集団感染事例の続発、医学的・科学的知見の集積、さらには国及び都道府県等の行政施策の展開など、大きな変化を見せてきました。本指針はそのような変化をふまえ、国内外の最新情報や研究成果に基づき、未然防止から早期発見・早期治療、さらには感染拡大の防止に至るまで、今後のレジオネラ症の防止対策について幅広くまとめたものです。

目次

第1部 序 論
第2部 レジオネラ症の発生要因と予防対策

第1章 レジオネラ症の発生状況と環境要因
1.1 レジオネラ症とは
1.2 海外におけるレジオネラ症の発生状況
1.3 我が国における発生状況とその要因
1.4 震災に関連するレジオネラ症の発生状況
第2章 レジオネラ属菌の特徴と感染経路
2.1 レジオネラ属菌の種類と分類
2.2 レジオネラ属菌の細菌学的特徴
2.3 レジオネラ属菌の病原性
2.4 レジオネラ属菌の環境における分布
2.5 感染症の原因として分離されるレジオネラ属菌
2.6 レジオネラ症の感染源と感染経路
第3章 レジオネラ症の臨床的特徴
3.1 レジオネラ症発見の契機
3.2 レジオネラ肺炎
3.3 ポンティアック熱
3.4 関連疾患
第4章 レジオネラ属菌検査の原則
4.1 レジオネラ属菌検査作業の安全基準
4.2 レジオネラ属菌検査の実際
4.3 遺伝子検査法の発達
4.4 レジオネラ属菌検査の精度管理
第5章 レジオネラ属菌の検査法
5.1 培養法
5.2 迅速検査法
第6章 レジオネラ属菌消毒の原則
6.1 消毒の目標
6.2 殺菌処理の方法
6.3 消毒効果の評価
6.4 消毒と安全性
第7章 レジオネラ症の監視と対応-スコア化の活用
7.1 感染危険度のスコア化の概要
7.2 感染危険因子
7.3 感染危険因子の点数化(スコア化)と対応
第8章 レジオネラ症の防止対策
8.1 レジオネラ症防止対策の基本
8.2 平常時のレジオネラ症防止対策
8.3 レジオネラ症患者発生時の対応
第9章 旅行関連レジオネラ症の防止対策
9.1 旅行関連レジオネラ症
9.2 旅行関係者等の役割

第3部 レジオネラ症を防ぐための環境制御-建築物の水利用設備とその維持管理-

第1章 冷却塔と冷却水系
1.1 冷却塔
1.2 冷却水系
第2章 加湿器
2.1 加湿器の問題点
2.2 加湿器におけるレジオネラ汚染の防止策
第3章 給水設備
3.1 給水設備におけるレジオネラ属菌の検出状況
3.2 給水方式とレジオネラ属菌の増殖
3.3 給水設備におけるレジオネラ汚染の防止策
第4章 給湯設備
4.1 給湯設備におけるレジオネラ属菌の検出状況
4.2 給湯方式とレジオネラ属菌の繁殖
4.3 給湯設備におけるレジオネラ汚染の防止策
第5章 浴場施設
5.1 浴場施設におけるレジオネラ属菌の検出状況と増殖
5.2 浴場施設におけるレジオネラ汚染の防止策
第6章 水景施設
6.1 水景施設におけるレジオネラ属菌の検出状況
6.2 水景施設の形態と循環フロー
6.3 水景施設におけるレジオネラ汚染の防止策
6.4 レジオネラ属菌検査の頻度(点数制)
第7章 蓄熱槽
7.1 蓄熱槽の問題点
7.2 蓄熱槽におけるレジオネラ感染症の防止策

<付録>

付録1 レジオネラ属菌の汚染量と集団感染事例について
付録2 フィルター貼付法によるレジオネラ属菌検査方法
付録3 レジオネラ属菌の菌株識別方法
付録4 レジオネラ属菌の宿主アメーバ類の検出方法
付録5 給水設備について
付録6 給湯設備について
付録7 浴場施設の設備と消毒について
付録8 掛け流し式温泉の衛生管理について
付録9 抗レジオネラ用空調水処理剤について
付録10 レジオネラ症防止への行政施策について
付録11 東京都におけるレジオネラ症発生時に係る調査票例

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